社員インタビュー：店舗運営

社員紹介

お客さまに関わる仕事
店舗運営

T.F.さん
1999年入社

お客さまへの価値提供を目指す、
店舗運営の羅針盤

T.F.さん（1999年入社）

店舗運営部
副部長

今担当している仕事について教えてください

店舗運営の円滑化や省力化を考え、マネージャー（店舗の店長・副店長）と連携しながら会社の方針に沿った運営を支援しています。
一方で、各店舗の裁量を尊重しつつ、必要に応じて軌道修正のアドバイスも行います。
また、店舗関連の人事異動や部署内の30名のチームのマネジメントに携わっています。

仕事で気をつけていることはなんですか？

綿半では、店舗に経営に関する裁量を与えられた一店舗一経営という戦略をとっています。
通常多くの店舗を持つ企業は本部の指示を各店舗が実行する形が主流ですが、綿半ではエリアの多様性や業態の拡大に伴い、店舗独自の判断で営業活動を行っているんです。
一店舗一経営では、店舗ごとに地域の特性に合わせた運営が求められる一方、全店舗でのバランス調整が課題です。
しかし、効果が期待される取り組みの横展開には難しさがあり、成功例が他店で再現できるとは限りません。
そこで、月に一度、業態ごとにマネージャーが集まり、各店舗の取り組みや成果を共有する場を設けました。
この方法により、現場の声をお互い共有し、共感と実効性を高める取り組みを始めています。
私の業務としては数字管理のところも大変ですね。
売上を上げるのではなく、利益を上げていかないといけないので、不調な店舗とは打合せを行って原因の究明と対策を伴走して進めています。

どのようにキャリアを積みましたか。

店舗で働いていた時は、生体販売を担当していました。
初めは興味のなかった熱帯魚やハムスターの管理を一から学びました。大変でしたが、きちんと学んでからは面白さや奥深さを感じましたね。
その後、バイヤーとして3年間、日曜大工や建築資材を担当し、膨大なアイテム数を管理する難しさを実感しました。
その後マネージャーに抜擢されましたが、それまで生鮮品に関わってこなかった身としては初めてのことが多く、異動初日、何もわからないまま開店準備を行ったのは今となってはいい思い出です。
マネージャー時代には店舗間で成功事例を共有する仕組みを作り、効率的な情報共有を推進しました。
その後店舗運営部の副部長に抜擢され、店舗全体を見渡す視点で業務に取り組んでいます。
これまでの経験を活かし、店舗運営をさらに改善し、地域の特性に即した運営を実現したいと考えています。

今の部門/部署で成し遂げたいことや夢などはありますか?

私の仕事はお客さまにどんな価値を提供できるかを常に意識し、店舗運営が迷走しないよう軌道修正を図ることです。
店舗にいると、日々の業務に追われて方向性を見失いがちですが、私は第三者視点で全体を冷静に見渡し、必要に応じて改善提案を行っています。
特に、コロナ禍が終息に向かう中で、従来の店舗づくりへの移行がスムーズに進むよう支援することが重要と感じています。
店舗巡回では、マネージャーやスタッフが「風景化」して気づけない問題点を提起しています。
一生懸命取り組んでいる中で見落としがちな点を修正し、店舗全体の質を高めるのが私の役割です。
常にゴールが変化する業界だからこそ、基本に立ち返りながら柔軟に対応する姿勢をこれからも大切にしたいですね。

綿半の魅力ってどんなところですか？

WORK: 一店舗一経営ですね。自分の采配で決めたものが数字に出た時はやりがいを感じます。探求心と分析力と実行力さえあれば、自分の力を試せる会社だと思います。
PRIVATE: 以前は、社会的にも結婚を機に退職する女性が多く、私の同期もほとんどが辞めていきました。しかし、最近では産休・育休を経て復帰する社員が増えています。そのため、復帰や休暇に関する人事の打合せが増えたと感じています。社員数が減少したところを「しばらく我慢」といった状況にならないように綿密な人事調整が求められるようになっていますね。

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