自分を試したいという気持ちで思い切り綿半に飛び込んだ
私が中途採用で綿半に入社してから約11年になります。もともと前職もバイト先だったという流れからスーパーに勤め、鮮魚の仕事をしていました。転職理由は様々ありますが、当時綿半がスーパーセンターのお店をどんどん展開している時期で、自分の経験や能力をもっと大きなところで試したいと思ったことと、その勢いに将来性を感じたことが大きいですね。いつかバイヤーの仕事をしてみたいという目標をもって、自分にできる目の前のことをコツコツとこなしながら、念願叶い鮮魚のバイヤーになることができました。あの時自分の力を試したいと思い、思い切り飛び込んだ判断は正しかったと思っています。
挑戦した結果の失敗は評価してもらえるという社風
バイヤーになりたいと思った理由は、自分の力をもっと試してみたいということが一番だったと思います。店舗では自分の裁量で様々なチャレンジをしてきました。もちろん結果が出ることもあれば失敗することもありました。しかし当社は、失敗してもそれを活かせばよいという社風があるので、「挑戦した失敗」には前向きに評価してくれます。そうなると、もっと試したいという意欲が湧くわけです。自分の一店舗でのアイディアや工夫が全店に波及できたらどうなるんだろう?成果は出るんだろうか?などと考えるとワクワクしました。まだバイヤーになって1年半なので、学ばなければならないことも多くありますが、自分のしたいこと、好きなことを日々の仕事にできている充実感はこの上ない喜びですね。
バイヤーの仕事は幅広い人たちとの関わりがおもしろい
実際にバイヤーをやってみて、一番面白さを感じることは市場の人たちとの関わり合いです。商売ですので価格やグレードの交渉などはするのですが、自分が思った以上に価格を下げてくれたり、逆にこの商品を扱ってほしいなどというお願いもされます。ただのビジネスではない人情味的なところも感じられる仕事だと思います。また、店舗との関係性という点もバイヤーにとっては重要な要素になります。いくら良い商品を安く仕入れても、お店でどのように売ってほしいかということが伝わらなければ意味がありません。鮮魚の担当者は妥協を許さない職人的な人も多いので、自分の想いを納得してもらうまでコミュニケーションを取っていくことが大切です。またそれがやりがいでもあります。
新しいアイディアと柔軟性で先進的な鮮魚部門を引っ張る
鮮魚というと皆さん昔気質なイメージを持たれるかもしれませんが、それは結構昔の話かもしれません(笑)。綿半の鮮魚部門は新しい変化に対応するための柔軟性を持っています。例えば、どうしたら新鮮さを伝えられるか、楽しんでもらえる売場とは何かという課題に、“全店生け簀導入”という答えを出しました。効率を考えれば店舗の負担も大きいですし、大変なことではありますが、実際に活魚をさばいたものの味がどう違うかをお客様に感じてもらうことができるのはうれしいことです。子どもたちも必ず見に来てくれるので、子どもたちにとっても楽しい場所になるよう心掛けています。
私は鮮魚の仕事が好きです。そう考えると好きのド真ん中で仕事ができているのかもしれません。好きなことを仕事にできることは少ないかもしれませんが、好きになる努力は誰にでもできるはずです。綿半は自分の好きが探せる場所、好きを作れる環境だと思っていますので、少しの興味の入り口から飛び込むことをおすすめします。