“DIY好き”であれば、もちろんホームセンターは道具、材料、情報を集めるために欠かせない存在ですよね。そんななくてはならない場所、ホームセンターが好きで私はこの会社への入社を決めました。地元は長野でしたが学生時代は東京で過ごし、地元に戻り就職するなら綿半しかない！と思っていました。選考が進むについて、アットホームな社風なども感じることができ、最終的に納得して入社することができました。 　入社後は希望通りホームセンターの部門に配属されました。まずは店舗で現場を知ることから始まりますが、これもまた好きなDIYの担当になれたので、ここで工具や資材、園芸、ペットなど多くのことが学べたと思います。

入社から３年後には家庭用品、日用品、文具などを担当し、あらゆる部門で知見を広げられたことは今のバイヤー業務にも役立っていると考えています。6年目になったときに商品部のペット部門のバイヤーとして本社に配属され、現在はインテリア部門のバイヤーとして働いています。もともとバイヤーがどんな仕事をするのか、そこまで具体的にわかってはいませんでしたが、価格交渉、仕入れはもちろん今ではプライベートブランドの開発にも携わっています。ミッションとしては売上や粗利での目標達成などシビアな面もありますが、その分やりがいの大きい仕事だと実感しています。自分が新たに仕入れた商品がヒットするかどうかなどドキドキワクワクも味わえます。

私が考えるバイヤーとしての自分の強みは、女性目線での商品選定やプライベートブランド開発ができるということです。例えばクッションなどは基本的に女性のお客様が購入されることが多いので、好まれる素材、デザイン、カラーなどをお客様に近い感覚で選定し、この価格なら買ってもいいかな？というところまで交渉していきます。実はこれがヒットしたこともあって、仕事を続けていく上での面白さに直結しています。当然、自分一人でできることは限られているので、パートさんの意見を聞いたりしながら、できるだけお客様に近い感覚を持ち続けることが重要だと考えています。また、今後は売場づくりにも積極的に挑戦していきたいと思っています。お客様が「つい立ち止まる」売場、つい「手に取ってしまう」商品をモットーに会社や店舗にどんどん提案していきたいです。

女性が就職後のライフワークを考えていく上で、当社は充実した環境や福利厚生が整備されていると感じています。私自身、結婚後も結婚前と変わらず働いています。女性だけでなく、男性もパパ産休や育休が取得できるので、共働きにも適しています。女性のバイヤー職は今でもまだ少ないほうだと思いますが、男女関係なく会社にとって有用な人材になっていきたいと考えています。そのためには、情勢や世の中の動きのド真ん中でお客様の想いや店舗の想いを見極めつつ、これからもよりよい商品の選定や開発に励んでいきたいと思っています。